・・・ヒマラヤの調和が、しあわせと平和をもたらす・・・
ってどういうこと?
歌、踊り、祭り、食、酒、薬、哲学、思想、信仰、祈り・・・・
彼らの素晴らしい文化と貴重な知恵を知り、学ぶことができるなら、
私たち自身の人生は、もっと豊かになるのではないでしょうか。
国の無いチベット、政情不安の続くネパール。
経済大国の圧力に翻弄されてきたヒマラヤ地域には、
未だ、貧困に喘ぐ人々が数多く存在しています。
故郷を捨て難民として生きることを選ばざるをえなかった人たちは、
他者や他国の援助によって生活をつなぎます。
暮らしが成り立たないため、家を捨てなければならない人や、
法外な労働条件で働かされたり、
他国に出稼ぎに出る者も後を絶ちません。
水、電気、ガスなどの生活設備は十分に整わず、
厳しい自然条件にあらがうこともできません。
気温40度になる夏、洪水を引き起こす雨季、栄養不良の者が凍死する冬。
近代医療の恩恵を受けることは難しく、
一家の稼ぎ手が一度病気になると、家族はたちまち路頭に迷います。
老後の保障もありません。
社会から、自然から、
常に日々の生活が脅かされている状況は、
21世紀の今もなお、改善されていません。
おそらく、彼らは可哀想な不幸な人々である、と思われるでしょう。
ところが実はそうとは限らないのです。
彼らには豊かな民族の伝統文化があります。
長年引き継がれてきた独自の知恵により「生きる力」が彼らには備わっています。
どんなに絶望的に見える状況でも、過酷な世界でも、
彼らは人生を楽しみ、
自分自身の命を輝かせる術を持っているのです。
歌、踊り、祭り、食、酒、薬、哲学、思想、信仰、祈り、そして笑顔・・・・
彼らの素晴らしい文化と貴重な知恵を知り、学ぶことができるなら、
私たち自身の人生は、もっともっと豊かになるのではないでしょうか。
同時に、彼らの貧困を軽減できるなら、
幸せに向かって一歩、
みんなで一緒に進むことができるでしょう。
あなたの一歩が、彼らの一歩になります。
あなたの思いやりが、彼らの希望の光となります。
国益、政治、思想、宗教、深刻な問題を長い間抱え続けているヒマラヤ地域、
民族間の利害が常に反するこの地域の、人々の声に、耳を傾けてみませんか。
彼らの声をどのように受け止めますか?
「チベットの伝統文化は、後、数十年で消滅するかもしれないという、危機に面しています」
伝統や習慣は、時代と共に移り変わって行くものです。
長い歴史の中では、経済や開発による変化のみならず、戦争や植民地支配による変化でさえも、自然淘汰と受け止められます。
実際には、チベット本土では、各地に根付いたフォークソングやダンスがあり、民族意識の変化を強要する圧力が押し寄せたとしても、すべて消滅させるには長い長い時間がかかることでしょう。
また、チベット文化圏は広大で、中国以外にも、ネパール、ブータン、北インドと、伝統や習慣は受け継がれているのです。
しかし一方で、ラサ発祥のチベット宮廷音楽や舞台芸術などの存続には、前述したようなチベット人からの強い懸念の声があがっています。
あなたなら、彼らの声を、どのように受け止めますか?
世界の遺産として
民族の問題は、民族の意志に任せるべきなのでしょうか。
民族の力で解決できない問題を抱えた場合は、力を貸すべきなのでしょうか。
日本も多くの問題を抱えています。
私たち一人一人も、多かれ少なかれ、問題を抱えています。
私たちに、本当に必要なことを、見極める力はあるのでしょうか。
現地の意志を尊重すること。
彼らが描く夢や希望に、彼ら自身が責任を持てるようにすること。
彼らが続けられること。彼らが未来へ託せること。
そんな視点に立って、彼らの行く末を、見守り続けてゆきたいと思います。
一緒に見守っていただける方が増えたら、どんなに楽しく心強いことかと思います。
文化を芸術や遺産と捉えた場合、
ある民族の芸術は、世界の芸術とも言えるかもしれません。
チベット伝統音楽は、世界の財産と言えるかもしれません。
また、消滅のスピードは、大量の血と涙を伴った急速な変化ではなく、
グローバル化の流れに沿った失速であれば、痛みも最小限に抑えられるかもしれません。
彼らの文化は、音楽は、これからどうなってゆくのでしょうか?
まずは、いにしえから育まれてきたチベットに根付いた独自の文化、ヒマラヤの美しい音楽を、一緒に、楽しんでみませんか?
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